松尾写真館の歴史 history of Matsuo photo studio

  • 1921年 池袋 松田写真館に入門
    写真家としての第一歩を歩みはじめる。
    その後、主任技士として勤める。
    その頃に起きた惨事、関東大震災の記録を写真で残し、多くの新聞社に取り上げられた。
    また、美術館などにも当時の災害の記録として展示要請があり当時の惨劇を振り返る記録として貢献した。
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  • 初代舘主 松尾善男

初 代

松尾善男
1927年 港区麻布十番(現住所)に「松尾寫眞舘」を門下生2名と設立

29年4月 都立一橋高等学校PTA会長に選出される。(一橋高等学校PTA)
36年2月 都立一橋高等学校図書館建設に際し校長より感謝状 (一橋高等学校校長)
36年2月 都立一橋高等学校十周年記念事業に際し感謝状 (一橋高等学校校長)
37年10月 都立一橋高等学校柏葉会館竣工に際し感謝状 (一橋高等学校校長)
39年4月 東京都青少年委員委嘱 (東京都教育委員会)
39年4月 南山小学校PTA会長に選出される。(南山小学校PTA)
39年6月 都立一橋高等学校PTA会長退任に際し感謝状 (10年間PTA会長)
40年4月 東京都港区青少年委員委嘱 (港区教育委員会)
41年1月 麻布防犯協会防犯連絡所責任者に選出される。(麻布警察署長)
41年6月 東京都港区青少年対策城南地区委員に選出される。(港区青少年問題協議会)
42年2月 選挙対策委員に選出される。(佐藤栄作)
42年4月 麻布十番商店街副理事長に選出される。(麻布十番商店街振興組合)
43年6月 南山小学校PTA会長退任に際し感謝状 (南山小学校)
43年6月 東京都港区教育委員会より感謝状 (港区教育委員会)
43年6月 東京都保護司連盟会長より表彰状 (保護司連盟)
44年4月 東京都港区青少年委員委嘱に選出される (港区教育委員会)
44年6月 日本写真家クラブ特別会員に推薦され表彰状 (日本写真家クラブ)
45年5月 犯罪防止活動の功績により感謝状 (麻布警察署長)
45年6月 東京都港区青少年問題協議会麻布補導連絡会委員 (港区長)
45年6月 東京都港区青少年対策城南地区委員に再委嘱される。(港区長)
45年8月 45年8月~47年7月 防犯連絡所責任者に任命される。(麻布警察署長)
45年8月 国勢調査委員に任命される。(総理大臣佐藤栄作)
45年11月 国勢調査尽力寄付に対し感謝状 (総理大臣佐藤栄作)
46年11月 港区商店街連合会会長より二十周年記念表彰状 (港区商店街連合会)
46年3月 港信用金庫総代に委嘱される。(港信用金庫理事長)
46年4月 東京都港区青少年委員に再委嘱される。(港区教育委員会)
46年5月 保護司に再任される (東京都保護観察所)
46年7月 善行調査委員に委嘱される。(善行会)
46年10月 東京保護観察所長より表彰状 (東京保護観察所)
47年3月 麻布警察署長舎改築に際し感謝状 (麻布警察署長)
47年6月 青少年問題協議会麻布補導連絡会委員に委嘱される。(港区長)
47年6月 青少年対策城南地区委員に委嘱される。(港区長)
47年8月 麻布防犯連絡委員に委嘱される。(防犯協会長)
48年7月 教育振興に関し東京都高等学校PTA総連合会長により感謝状 (都立高校PTA総連合会)
48年7月 善行会調査委員に委嘱される。(東龍太郎会長)
49年6月 青少年対策城南地区委員に委嘱される。(麻布照海会長)
49年6月 青少年問題協議会麻布補導連絡会委員に委嘱される。(港区長)
49年6月 都立城南高等学校PTA会長退任に際し感謝状 (城南高等学校)
49年7月 教育振興に関し東京都高等学校PTA総連合会会長より感謝状 (都立PTA総連合会)
51年3月 警察運営理解貢献 麻布警察創立百年にあたり感謝状 (麻布警察署長)
51年10月 納税貯蓄組合普及育成連合会運営に対し連合会会長より感謝状 (税務所長)
51年10月 南山小学校創立百周年記念に対し感謝状 (南山小学校)
51年11月 地区防犯活動推進に対し感謝状 (警視庁防犯)
52年1月 都立一橋創立25周年新校舎落成記念に感謝状 (一橋高等学校)
52年3月 清掃事業に環境衛生向上に尽力感謝状 (清掃局長)
52年3月 明治神宮崇敬会幹事委嘱 (明治神宮)
52年5月 火災予防思想普及町づくりに寄与感謝状 (消防署長)
52年6月 麻布納税貯蓄組合連合会理事委嘱 (木内納税会長)
52年11月 麻布納税貯蓄組合連合会普及育成運営に対し感謝状 (木内納税会長)
53年3月 麻布十番結成十五周年にあたり運営事業発展に対し感謝状 (麻布十番商店街振興組合)
53年3月 町内自治振興発展の功績により表彰状 (港区長)
53年5月 火災予防思想普及町づくりに寄与感謝状 (消防署長)
53年6月 犯罪防止防犯活動推進に関し感謝状 (麻布警察署長)
53年6月 青少年対策城南地区委員委嘱 (地区委員会)
53年8月 麻布防犯連絡委員会委嘱 (防犯協会長)
54年4月 青少年問題協議会委員委嘱 (川原港区長)
54年9月 関東地方保護司連盟会長より表彰状 (保護司連盟)
54年10月 防犯活動推進に対し感謝状 (警視庁防犯部長)
55年5月 42年~55年 麻布十番みなみ会会長として町の発展功績により感謝状
55年5月 東京都港区長より 表彰状 (港区長)
55年6月 青少年対策城南地区委員依頼状 (地区委員会)
55年11月 納税貯蓄組合普及育成連合会運営に対し感謝状 (税務署長)
56年3月 納税貯蓄組合普及育成連合会運営に対し感謝状 (納税連合会会長)
56年4月 青少年問題協議会委員補導委員委嘱 (港区長)
56年6月 麻布納税貯蓄連合会常任理事委嘱 (善波会長)
56年10月 納税貯蓄組合法施工三十周年にあたり会長より表彰状 (納税貯蓄組合)
56年10月 全国保護司連盟会長より表彰状 (全国保護司連盟)
58年5月 法務大臣より感謝状 (法務大臣)
58年6月 東京保護司連盟会長より功労賞 (東京保護司連盟)
58年12月 明るい町づくり推進に対し感謝状 (警視庁防犯部長)
58年12月 明るい選挙推進協議会会長より感謝状 (明るい選挙推進協議会)
60年10月 東京都知事より知事功労賞 (東京都知事 鈴木俊一)
60年11月 港信用金庫より総代感謝状 (港信用金庫理事長)
61年11月 明治神宮崇敬会より表彰状 (総裁宣仁親王 会長五島昇)

など写真以外にも数々の仕事にたずさわり、写真の枠を超えた交流と信用を培う。

二 代 目

父、善男の人柄や培った信頼と信用を引き継ぎ、7人兄弟のうち3人で松尾写真館を港区・麻布という地域で
「家族の歴史を残そう」というモットーのもと古き良き写真館でのスタジオ撮影というものを築き上げた。
と同時に写真業務を拡大し、大学関係のアルバムや集合写真、ローケーション柄、多くある大使館関係の撮影や、
ブライダル撮影(教会・神社)など数多く手がけた。
また数名の門下生を育て、それぞれが独立・開業へというステップがとれるようにサポートも行った。

三 代 目

写真業界では、異色の経歴
幼い頃から「写真」には、ふれていたが物心ついたころには、医学の道を目指していた。
しかし、受験・浪人生活を経て、もっと広い範囲で「健康で豊かな人生を送れるように…」そういう事に貢献できるような仕事に就きたいと思い大手食品メーカーへ天然食材の調味料や原料を提案する食品会社に入社。
そこで、製造工場の現場を経験後、営業職に就く。
お取引先様の社長や担当者の方々にもとてもよくして頂き、充実した仕事・生活を送っていた。
月1回の社員300人が集まる会社の全体会議で全国で12.3人の自分たち営業が工場を含め、関連部署の方々に支えてもらっているのに、売上という形でしか恩返しができないという月日に何か矛盾を感じていた。
当時、工場時代にとてもかわいがっていただいた準社員の方々は、年配の方々が多かった。その準社員の方々が会議で会うたびに1人・また1人と減っていった。
「あぁ・・・もっと記念になるものを残しておけばよかったな。歴史を目に見える形で残せばよかったな・・・」としみじみ感じていた。

数年後、実家の東京・麻布に戻り、より身近な位置で写真というものにふれはじめた。

しかし、なかなか素直には、その道にはいれず、飲食店をはじめる。
飲食店でも多くのお客様やお取引先様、業界のオーナー様と交流をもたせていただき、
楽しく毎日を送ることができたが何か満たされないまま約10年が過ぎた・・・。
仕事に追われ、毎日を過ごすオーナー達。
出来上がった料理、そこに至るまでのスタッフやアルバイトの試行錯誤や努力
食べ終わった後の料理やお客様の表情・・・
それらを見ていくうちに・・・やはり、その瞬間や過程・歴史をなにかかたちで残したいとあらためて思いはじめた・・。
そう・・・「写真」である・・・。

2010年6月・・・写真の世界に入る。
そこでも、飲食業界をはじめ様々な写真業界とは異なる業界との交流をもち、
創業100年を迎える「麻布・松尾寫眞舘」を更なる企業体へとしていくべき奮闘中である・・・。